六樹園飯盛 葛飾北斎 『飛驒匠物語』(巻之一~六)

六樹園飯盛・作 葛飾北斎・画
ろくじゅえんめしもり かつしかほくさい

『飛驒匠物語』
ひだのたくみものがたり

文化六年(1809)、半紙本、六冊、[永田コレクション]

Rokujuen Meshimori (author) Katsushika Hokusai (artist)
The Story of Hida no takumi (Hida no takumi monogatari)
[Nagata Seiji collection]

六樹園飯盛(石川雅望)を代表する読本で、六樹園の序文によれば、北斎の勧めで執筆したとのこと。内容は飛騨国の名工・猪名部墨縄にまつわる伝奇小説で、墨縄が神仙から授けられた、からくりの術によって物語が進展し、北斎も奇想溢れる挿絵を寄せています。
読み方:石川雅望=いしかわまさもち/猪名部墨縄=いななべすみなわ

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