葛飾北斎 鎌倉 江ノ嶋 大山 新板往来双六

葛飾北斎 ≪鎌倉 江ノ嶋 大山 新板往来双六≫

葛飾北斎
≪鎌倉 江ノ嶋 大山 新板往来双六≫

感に堪えませんとの事
「之を入手して喜びの余り楢崎[宗重]先生宅を訪ねたら御渡欧中で、東博菊地[貞夫]先生にお見せしたら3ヶ月前に北斎の新書を出された直後で大変残念がられた。之は新発見、しかも国芳の袋付には感に堪えませんとの事。すごろくと題されているがさいの目の変化もなく鎌倉、江ノ島、大山の風光を小画の中に実によく描かれた道中画である。其の後、京都の美術館で一点見たが国芳の袋はなかった。」(「図録メモ」より)
作品情報・解説