北斎プロジェクトの目的
当館はこの貴重な北斎コレクションを大切に守り伝え、多くの方に作品との出会いの場を提供し、そして地域の方々に親しみと誇りをもっていただけるよう、2029年度までを目処に、様々な事業を展開して参ります。
「島根県立美術館・北斎プロジェクト」と名付けたその全体像を、〈作品とその価値を守る〉・〈魅力と価値を伝える〉・〈本物と出会う感動を〉・〈楽しむ体験から親しみへ〉の4つの目的・段階別にご紹介します。
作品を物理的に守ることはもちろん、
コレクションの価値を守ります
保存環境の維持
作品の修復
作品の高精細撮影
データベースの整備
『永田生慈 北斎コレクション総目録』の作成
多くの方に、コレクションの魅力や
価値をお届けします
特設サイト
「島根県立美術館の浮世絵コレクション」
こども向けガイド
『北斎のおはなし』無料配布(*)
講演会
県内外へ発信
多くの方に、コレクションの魅力や
価値をお届けします
企画展
コレクション展での
常時展示「北斎展示室」
美術鑑賞バス
多くの方に、コレクションの魅力や
価値をお届けします
北斎コレクション
出張ワークショップ
ARフォト「北斎ガチャ」
オリジナル北斎グッズ
こちらは「島根県立美術館の北斎コレクション」を用いた事業や活動を示すためのロゴマーク。中央にデザインされている横顔は北斎の「自画像」です。当館が所蔵する北斎直筆の書簡に、落書きのように描かれています。北斎の自画像自体が少ない中、横顔の表現は極めて珍しく、加えてこの絵の横に「眼の小キ鼻之大き成白髪のモジャモジャ」と、北斎が自分の顔の特徴を記している点も貴重です。